境内にある案内から引用します。
この神社は、約千年前の「延喜式」という書物に糸井(神)社として記されている由緒ある古社で、 祭神は名称のとおり糸に関係する綾羽・呉羽が主神であるとされている。境内には本殿・拝殿・宝庫などがあり、さらに4つの境内社をもつ大規模な神社で春日大社から移建されたといい伝えられ手法も春日大社の社殿とよく一致しています。
秋祭りは、毎年十月の第四土曜日(宵宮)第四 日曜日(本祭)の両日に行われるが糸井神社の氏子が輪番でつとめる当家(頭屋)の行事は「当家相撲」があるなど格調高く、大和祭礼のなかでも最 も注目すべきものです。
(引用ここまで)
案内では「綾羽」「呉羽」が主祭神とありますが、大和志料には「本殿豊鋤入姫命(とよすきいりひめのみこと=大倭明神)、同二ノ宮猿田彦命、同三ノ宮綾羽明神(あやはみょうじん)、同四ノ宮呉羽明神(くれはみょうじん)」と記されています。
拝殿に奉納された「おかげ踊り絵馬」「太鼓踊り絵馬」は県指定文化財で一見の価値があります。
磯城郡川西町結崎(ゆうざき)68
0745-44-0434
近鉄橿原線結崎駅から徒歩15分
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