別名は斑鳩寺(いかるがでら)。厩戸皇子が飛鳥の地から斑鳩宮に移ったと書紀にあり、斑鳩宮の傍らに亡き父、第31代用明天皇のために寺を建立したのが法隆寺(斑鳩寺)の始まりです。
金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられ、西院伽藍は現存する世界最古の木造建築物群です。法隆寺の建築物群は法起寺と共に、1993年に「法隆寺地域の仏教建造物」として世界文化遺産に登録されています。
建造物以外にも、飛鳥・奈良時代の仏像650体、仏教工芸品など多数の文化財を保有していて、国宝や重要文化財の宝庫としても有名です。厩戸皇子建立七大寺の一つでもあります。
厩戸皇子建立七大寺とは
- 法隆寺(斑鳩寺)
- 広隆寺(蜂丘寺)
- 法起寺(池後寺、尼寺)
- 四天王寺
- 中宮寺(尼寺)
- 橘寺(聖徳太子生誕地)
- 葛木寺(尼寺)
生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
0745-75-2555
JR大和路線法隆寺駅よりバス約5分「法隆寺門」バス停下車
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