太子道と業平道が交わる位置に鎮座する広峰神社(ひろみねじんじゃ)。社地は聖徳太子の居た飽波葦垣宮(あくなみのあしがきのみや)跡地であると伝えられ、また、もともとは「飽波神社の置かれたところ」という伝承があります。
「安堵社神験記」によれば、当初は厩戸皇子が、父用明天皇が病気になった際に、その平癒と伽藍守護を祈願して勧請した場所とされ、寛弘3年(1006年)に恵心僧都により極楽寺が再興された際に、現在の飽波神社の位置へ正遷宮が行われたといいます。
ご祭神
素盞嗚命(すさのおのみこと)
鳥居前にある井戸は「太子井戸」「在原業平姿見の井戸」とも称され、周辺が旱水になってもこの井戸水は涸れなかったとされます。
【立て看板からの引用】
聖徳太子の掘られた井戸といわれ、後に在原業平がここで休憩し姿を映されたことから、業平の姿見の井戸とも言われています
生駒郡安堵町東安堵380
0743-57-5090(安堵町歴史民俗資料館)
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